もうじきジム・モリソンの没後50年。ジム・モリソン、ジミヘン、ジャニス以外にも27歳で亡くなったミュージシャンは多い

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もうじき7月3日。2021年7月3日はジム・モリソン(Jim Morrison)の没後50年にあたる。
(そしてブライアン・ジョーズの没後52年)

その時期、”J”の付く時代のシンボリックなロック・スターが立て続けに亡くなっていた。

Brian Jones – 1969 年7月3日 27歳

Jimi Hendrix – 1970年9月18日 27歳

Janis Joplin – 1970年10月4日 27歳

Jim Morrison – 1971年7月3日 27歳

全員27歳ということで、”27 Club” などと有り難くないあだ名まで付けられている。

その後1994年にはカート・コバーン(Kurt Cobain)が27歳で、2011年にはエイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)がやはり27歳で亡くなっている。

社会的には寿命も伸びているし、ミュージシャンの活動期間も長くなっている現在からみると27歳なんて本当に人生もその音楽キャリアも始まったばかり。



しかしこれ以外にも意外と知られていないが27歳で亡くなったアーティストがいる。

1938年に亡くなったロバート・ジョンソン(Robert Leroy Johnson)は27歳。
もうロックはその始まりから27という数字が運命付けられていたとしか思えない。

1973年に27歳で亡くなったのはグレイトフル・デッドのPigpenことロナルド・マッカナン(Ronald Charles McKernan)
Pigpenはジャニスと付き合っていたこともあるのだが、奇しくもジャニスト同じ歳でこの世を去っている。

1974年に27歳で亡くなったのは(ミュージシャンではないが)パメラ・カーソン(Pamela Courson)。パリのバスタブで死体となったジム・モリソンを発見したジムのガールフレンドである。

1975年にはBadfingerのピート・ハム(Pete Ham)が27歳で。
27歳で人生のありとあらゆる不運を背負ったような死は可哀想でならない。

1978年に27歳で亡くなったのは元ビッグスター(Big Star)というかその実質リーダーだったクリス・ベル(Chris Bell)。ビッグスターのメランコリックな部分を担当していたことは唯一のソロ「I Am The Cosmos」を聴けばよく分かる。

1988年に亡くなったジャン・ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)も27歳。
今ではその絵が何十億円もで取引されている(そのうちの1枚はうちの近所の人が持ってる)が、ヴィンセント・ギャロとバンドを組んでいたこともある。

“J”の付く4人のロックスターが同じような時期に27歳で亡くなったので因縁めいた話になっているが、実際にミュージシャンの死亡年齢をプロットしてみれば別に27歳が格段多いということはないと思う。

例えばキャンド・ヒートのアル”オウル”ウィンルソン、ストーンズ・ザ・クロウズのレスリー・ハーヴェイ、ユーライア・ヒープのゲイリー・セイン、エコー&バニーメンのピート・デ・フレイタスなども27歳で亡くなっているが、知名度などもあってあまり取り沙汰された覚えがない。

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