The Moneytizerの収益を国際送金サービスWISE(ワイズ)で受け取る。アカウント作成から出金までWISEを解説

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The Moneytizerの収益をWISEで受け取る

Moneytizerという新しいアドネットワーク・広告プラットフォームの広告掲載をするようになり、配信のウォームアップが済んだ2023年になってからは毎月収益を受け取れるようになってきた。

The Moneytizerからはユーロで支払われるため当初はPayPalで受け取っていたのだが、PayPalのポリシー変更により使えなくなるのでWISEという国際送金サービスを利用してThe Moneytizerからの支払いを受け取ることにした。

WISEというと留学や出張など現金が必要になる際に、海外へ割安の手数料で送金できるサービスというイメージが強いが、実際には海外から日本に送金してもらうこともできる。

本記事では実際にWISEでThe Moneytizerからの支払いを受け取る方法とWISEのアカウント開設、設定方法を紹介してみたい。

※2024年3月から再びPayPalでの受取が可能になった。WISEとPayPalを比較し好みの方法で受け取って欲しい。

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The Moneytizerとは

The Monrytizer(マネタイザー)はフランスはパリに本拠を置くWeb広告の会社でもあり、彼らが提供する広告プラットフォームの名称でもある。本記事では ”Moneytizer” はプラットフォーム名として、会社の方は Moneytizer社と表記する。

2014年創業なのでまだ10年にも満たない歴史だが、その広告プラットフォームの収益性の良さは海外でもかなり評判になっている。

実際に運用してみてのパフォーマンスや運用方法などについてはこちらの記事を参照して欲しい。

WISEとは

WISE(ワイズ)はロンドンに本社を置く海外送金と多通貨口座のサービスを提供する、いわゆるフィンテック企業である。

銀行ではなく資金移動業者という扱いなので口座に資産を貯めておく用途には使えず、あくまでマルチカレンシー(多通貨)口座間の両替、国境をまたいだ割安な送金サービスの会社である。

また日本でも資金移動業者としての登録も行われており、あの三井物産の資本も入っているので決して胡散臭い企業ではない。

WISEのアカウントを持つことには3つの大きな特長があって、

  1. 海外の各国の通貨で銀行口座が持てる
  2. 海外へ送金する、海外から送金してもらうことが安価にできる
  3. 送金/受け取りの手数料が非常に安く、また為替レートも実勢レートで行われ隠れた手数料がない

こうした特長を活かし、ユーロ建ての銀行口座を現地に保有し、Moneytizer社からの支払いをその口座に振り込んでもらい、振り込まれたお金を安価に日本円に両替するか、ユーロ建てのまま持っていてユーロ払いが必要な場面でデビットカードなどで支払いを行う。

こんなことがスムースにできる訳である。

Moneytizerの収益をWISEで受け取る

前述の記事でも解説しているが、Moneytizer社からの支払い通貨はユーロ(€)である。。

日本でもプレスティア銀行など海外からの外貨振り込みを直接受け取ることができる銀行はあるのだが、Moneytizer側は支払いをする際にIBANコードを必要とし、逆に日本でIBANコードを顧客に提供している銀行はない。プレスティア銀行もSONY銀行もIBANコードに対応していないのである。

海外に銀行口座を持っていればそこに振り込んでもらうことは可能だが普通の日本人にはハードルが高い。ということで、Moneytizer社からの支払いを受け取るのにまずWISEのアカウント作成を作成し、WISEのサービスである海外銀行口座を開設し、そこにMoneytizer社から振り込んでもらおうというものである。

これまで日本のMoneytizerユーザのほとんどはPayPalを利用していたと思うが、PayPalはユーロ(€)から日本円(¥)へ両替する際の為替レートが非常に悪いことで有名である。本来の為替レートに3%くらい上乗せしたレートでの両替になる。

それに対してWISEの場合は為替レートに0.6%(ユーロの場合)の手数料と数十円の固定手数料で両替することができる。

例えば為替レートが1ユーロ = 150円のときにMoneytizer社から100ユーロを受け取りすぐに日本円に両替したとする。

PayPal : 100ユーロ ✕ 150円 ✕ (100 – 3)% = 14,550円

WISE : 100ユーロ ✕ 150円 ✕ (100 – 0.6%) – 43円(固定手数料) = 14,867円

WISEの方が300円くらい多くの金額を受け取れるのが分かる。100ユーロで300円だと微々たる感じだが、これが1,000ユーロとかになるとちょっと無視できない金額になる。

PayPalが使えなくなって不便に感じるかもしれないが、コスト的にはWISEに切り替えた方が有利である。

ということで、次にMonetizer社からの支払いをWISEで受け取るための設定を行ってみよう。

WISEで受け取るためのMoneytizerの設定

Moneytizer社からの支払いをWISEで受け取るには、Moneytizerの管理画面で支払い方法を変更すれば良い。

なお、毎月1日から10日までの間は、支払い方法を変更することはできない。11日以降に変更作業をして欲しい。

▲「MY PROFILE」のセクションの「Payment Information」に Bank Detailsという項目があるので “Wire transfer” にチェックを入れる。Wire transferというのは要するに銀行振込のことである。

すると振込先、つまり自分の銀行口座の情報を入力する項目が現れる。

WISE自身は銀行ではないが顧客に銀行口座情報を提供しているので、WISEから取得したユーロ通貨での銀行口座情報をここに入力する。

アカウント所有者名はWISEに登録した自身の名前をアルファベットで、銀行名は “Wise”とする。

それ以外の住所、郵便番号、市町村、国、IBAN番号、SWIFT/BICはWISEから取得したものを入力すれば良い。

そして一番下のボタンから銀行口座証明(RIB)のドキュメントをアップロードする。

情報に問題がなく、Moneytizer社側で口座の確認が終われば次回からの支払いはWISEの口座に振り込まれるはずである。

銀行口座情報の取得方法や銀行口座証明書(RIB)についてはこの記事の後半で解説する。

WISEの手数料

さて、実際にMoneytizer社からユーロで受け取った収益、それを日本の銀行口座に円で振振り込むまでにかかった手数料、為替レートをWISEとPayPalで比較してみよう。

Moneytizer社からの振込額 : € 52.17
当日の公定為替レート : 1ユーロ = 148.955円

振り込まれたユーロをWISEのユーロ口座から円口座に両替したところ7,728円であった。レートからすれば7,823円のはずだから95円の両替手数料を取られたことになる。

同じ€ 52.17を同じ日にPayPalでユーロから円に両替すると 7,551円となる。
(これはPayPalの換算機でその日実際に算出したものである)

為替レートは 1ユーロ = 144.745円 という計算になり、やはり3%ほど上乗せされていることが分かる。

WISEPayPal
入金額€ 52.17€ 52.17
円に両替7,728円7,551円
両替レート148.955円144.745円
実際の両替手数料95円272円
日本の銀行口座への入金額7,528円7,331円
振込手数料200円250円

受け取ったユーロを即座に日本円に両替し、そのまますぐに日本の銀行口座に振り込んでみた。

WISE経由であれば7,528円が受け取れるが、PayPal経由では7,331円の受け取りとなり、WISE経由の方が200円弱ほどお得なことが分かる。

WISEは両替をした時点の実際の為替レートで換算しそこから手数料を引くが、PayPalや銀行は実際の為替レートに両替手数料として数%を上乗せしたものを ”為替レート” だと称するのでこういうことになる。これはクレジットカードを海外で使った場合と同じ仕組みだからである。

また日本円に両替せずに、PayPalあるいはWISEの口座にユーロのままプールしておいてユーロ圏のサイトで買い物をするのに使ったり、WISEのデビットカードを作りユーロ圏に旅行する際にプールしているユーロを使うということもできる。

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WISEのアカウント作成

それではWISEにアカウントを作成してみよう。

新しいアカウントを登録する

まずはWISEのホームページへアクセス。

こちらのリンクから登録してもらうと最大75,000円までの送金手数料が割引になるので海外送金の予定があるなら利用して欲しい。

WISEのサイトは日本語対応しているので普通にアクセスすれば日本語で表示されるはずである。

使っているメールアドレスを入力し 続行 ボタンを押すと、操作しているのが本物の人間か確認される。

続いて個人アカウント、法人アカウントいづれのタイプで開設するかを選択する。

今回まず個人アカウントを開設してから個人事業主としての法人アカウントを追加したが、Moneytizer社からの受け取りだけが目的なら個人アカウントだけの開設で問題ないと思う。

▲続いて居住している国を設定。ほとんどは「日本」だと思うが。

▲そして2段階認証のための電話番号を入力する。この画像では国コードが +1(米国)になっているが、実際に日本から日本語のブラウザでアクセスすれば日本の国コードである +81 が既に設定されているはずである。

▲入力した電話番号にSMSで6桁のコードが送られてくるので、そのコードを入力すると認証作業は終了である。

▲最後にパスワードを設定してアカウント開設作業はほぼ終了である。

ここまでの過程で最初に登録したメールアドレスにWISEからアドレス確認のメールが届いていないかチェックしておこう。届いていたら ”メールアドレスを確認する” または ”confirm your email” ボタンをクリックすればよい。

▲アカウント開設後にログインすると表示されるWISEの画面。

ただしこのままではアカウントが出来たというだけで、資金の送金や受領などは行えない。そのためには本人認証などアカウントのセットアップが必要である。

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WISEアカウントのセットアップ

WISEのアカウントが開設できたが、Moneytizer社からの支払いを受け取れるようにするには次のステップを踏む必要がある。

  1. WISEに氏名や住所などの基本情報を登録する
  2. Moneytizer社からユーロを受け取るためのユーロ口座を開設する
  3. 日本の銀行と資金の移動を行うための円口座を開設する
  4. 本人確認を行う
  5. ユーロ口座の口座情報を取得する
  6. 銀行口座証明(RIB)をWISEからダウンロード、署名する
  7. ユーロ口座の口座情報と署名したRIBをMoneytizerにアップロード
  8. 日本の銀行に振り込むための銀行口座の登録(これはオプション)

WISEを使って海外へ送金する話はネット上に溢れているが、ユーロ口座を開いてユーロで資金を受け取る話は非常に少ない。

2023年の最新の情報なので参考にしてもらいたい。

1. 詳細情報の記入

アカウントが作成できたので次はプロフィールを記入しよう。

WISEのトップページ右上の人の形をしたアイコンをクリックすると「お客様の詳細」という項目が出るので、それを選択する。

 

▲ここでは氏名、誕生日、住所を入力する。

気を付けたいのは姓名は正式なローマ字で入力すること。パスポートに書かれたローマ字の姓名と同じものを半角で入力しよう。半角でないとシステムが読み取れないし、パスポートと異なっているとこの後の本人確認でいろいろ問題が起こるだろう。

カタカナで姓名を入力する欄があるが、ここは全角のカタカナで入力する。半角のカタカナで入力するとやはり問題が起こりそうである。

住所もローマ字表記で入力する。この住所もマイナンバーカードや運転免許証に記載されているものと同じ住所にすること。

また画面右上の人の形のアイコンから「設定」画面も表示させることができる。実は設定すべき項目は特にないのだが、セキュリティが気になる人は送金と残高に関する通知、デビットカードの取引に関する通知をメールとプッシュ両方で受け取るように設定しておくのが良いだろう

2. ユーロ口座と円口座の開設

次にユーロ口座を開設する。

▲WISEのトップページに大きく「アカウント」とあるはずだ。

この時点では口座は一つもないので上の画像のような状態になっていると思うが、アカウントのボックス内の「+」マークをクリックして口座を追加しよう。

▲まず口座のタイプを選択する。「残高」は資金の送金、受け取り、支払いなどの取引を行うための口座タイプ。貯金箱というのは資金を貯めておくための口座だが日本では最大100万円までという制限があり、利息も付かないのでこのタイプを選ぶ場面はほぼないだろう。「残高」の下の「開く」をクリックする。

▲続いて開設する口座の通貨を選択する。まずはユーロを選択してユーロ口座を開設しよう。

このユーロ口座から日本円に両替した上で日本の銀行へ振り込むので国内振込扱いになり、150円前後の手数料で振り込めるのである。なお、ユーロ口座から日本の銀行宛にユーロを送金することは国内法の関係で行えない。プレスティア銀行やSONY銀行などのユーロ口座やマルチカレンシー口座へユーロで送金することも同じ理由で行えない。

続いて同じ手順で日本円の口座も開設しておこう。将来デビッドカードで円払いをしたりATMで日本円を引き出す時に必要になる。

口座の開設が終わると各通貨のアイコンがトップページにズラッと並ぶようになる。

アメリカへ行く機会が多いので米ドルも開設してみたが、これはよく訪問する国の通貨を追加で開設しておくのが良いだろう

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4. 本人確認

WISEのユーロ口座を普通の銀行口座のように使うにはIBAN番号などの口座情報が必要なのだが、そのためには本人確認が必要である。

また日本の銀行を含む外部の金融機関に送金するにも本人確認が必要なので、WISEのアカウントを作成し、基本情報をセットアップし、各通貨の口座を開設したら次に行うのは本人確認である。

本人確認はスマホがあれば非常にスムースだが、その前に準備しておくことがある。

  1. 円口座に3,000円のデポジットを入金する
  2. マイナンバーカード
  3. 白い紙(メモ帳くらい)と太めのサインペン
  4. スマホとWISEアプリ

マイナンバーカードは必須ではないが、代わりとなる書類が複数必要になったり手間がかかるので用意しておきたい。

円口座にデポジットを入れる

本人確認の一環としてWISEの自身の円口座に3,000円以上のデポジットを入れる必要がある。

このデポジットは本人確認とユーロ口座情報の取得に際して必要になるものなので、いったん本人確認と口座情報の取得ができたら出金してしまって構わない。

▲このように入金額を入力する画面が表示されるので、3,000円以上の金額と通貨(この場合は日本円)を指定して 続行 ボタンをクリックする。

▲続いて送金(入金)の目的と選択する。選択理由にデポジットは無いので、一番近いと思われる ”サービスへの支払い” を選択しておけばよいだろう。

▲続いて入金方法を選択する。今のところ日本ではクレジットカードでの入金が行えず、デビットカードまたは銀行から手動で入金する必要がある。

デビットカードの場合はWISEに手数料を払う必要があるし、銀行から入金する場合は銀行に振込手数料を払う必要がある。どちらか便利な方法を選択して欲しい。

今回は銀行から手動で入金する手順を説明する。

▲銀行からの入金を選択し次に進むと、このような確認画面が表示される。自動振込になる訳ではないので安心してくださいという意味の表示であろう。「理解しました」をクリックして次へ進む。

なおこの処理手続きはいつでもキャンセルできる。途中で分からなくなったり不安を感じたらいったんキャンセルして手順を確認してやり直しが何回でもできるので、安心して手続きを進められる。

▲続いて振込元の口座が自身の口座かどうかの確認。今のところ共同名義の口座や第三者名義の口座からの入金はできないようになっている。

特にWISEのアカウントに登録した姓名のカタカナと振込元口座の名前が同一であることに注意したい。

▲振込の方法を選択する。

オンラインバンキング、テレフォンバンキング、銀行ATMからというように複数の振込方法が選択できる。

ただどれを選んでも振込先、つまりWISEの日本での銀行口座の情報が表示されることに違いはない。

▲最後にこのようにWISEの日本での銀行口座情報が表示される。

受取人名、銀行名、口座番号と種別などをメモして、その情報を使って自分の銀行口座からWISEに送金(振込)を行えばよい。

曜日や時間帯によって異なるが数分から数時間でWISEの自分のアカウントの円口座に振り込んだ金額が入金されるはずである。

入金方法としてデビットカードを選択した場合は、このような面倒な手順はなくて、普通にクレジットカードを使うようにカード番号と有効期限とセキュリティコードを入力するだけで良い。

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スマホで本人確認

WISEにデポジットも入れ条件も整ったので、最後は本人確認である。

用意するものをもう一度確認しておこう。

  1. マイナンバーカード
  2. 白い紙(メモ帳くらい)と太めのサインペン
  3. スマホとWISEアプリ

せっかくの個人認証基盤であるマイナンバーカードなのに、スマホで情報を読み取って・・・みたいなことはできなくて、マイナンバーカードの写真を撮ってアップする方法である。もしマイナンバーカードを持っていない場合は運転免許証またはパスポートとマイナンバー通知カードまたはマイナンバーが記載された住民票で代替することができる。

つまり、マイナンバーカードがない場合に必要になるのは
身分を証明するもの : 運転免許証またはパスポートまたは在留カード
マイナンバーを確認するもの  : マイナンバー通知カードまたはマイナンバーが記載された住民票
これらが必要になるということである。

またメモ帳とサインペンはWISEから発行される4桁のコードを紙に書いてセルフィーを撮る時に必要になる。ボールペンなど字が細いと認識するのが難しいみたいなので太めの字が書けるサインペンが良いだろう。

そしてスマホとWISEアプリ。アプリは必須ではないがあった方が確認作業がスムーズに進む。またWISEにログインする際の2段階認証でも重要な役割を果たすので、このタイミングでインストールしておくのが良いだろう。

必要な書類など準備ができたらWISEのサイトから本人確認作業を始める。

といっても、すぐにQRコードが表示されてスマホから作業をするよう促される。後はスマホの指示通りにカードの写真を撮ったりセルフィーを撮ったり、横を向いたりいろいろ楽しく作業していけば本人確認作業は終了である。

住所確認のためにコードを郵送したりといった手間もなく、本人確認の書類をアップしてから2,3日で確認作業が終了する。やはり最終的には人間が確認しているようなので、どうしても多少の日数が必要なのだろう。

ユーロ口座情報

本人確認が無事完了すると以前開設したユーロ口座の口座情報を見ることができるようになる。

この口座情報があればユーロ圏の銀行に口座を持つのと同じ。相手に口座情報を伝えれば普通の銀行に振り込むのと同じ手続きで振り込んでもらうことができる。

▲画面左の「管理」をクリックするとアカウントの管理画面が表示される。

ここでは一番上の「口座情報」をクリックする。

▲通貨の一覧が出るので、口座情報を知りたい通貨を選択する。今回はMoneytizer社からユーロで受け取るのでユーロである。

▲すると口座名義人、BIC、IBAN、WISEの住所といった口座情報が取得できる。

これをMoneytizerの管理画面で入力することになるので間違いのないようメモしたり、コピペしてどこかに保存しておこう。

もちろんMoneytizerだけでなく、家族・友人から送金してもらう場合とか海外で仕事したギャラを受け取る場合とかもこの情報を使えばよい。

▲そして忘れてはいけない重要なのが口座情報証明書。本当にWISEに口座を持っていることを証明する書類である。

Moneytizer社はフランスの会社なので口座情報証明書のことはRIBと呼び、Moneytizerに登録する支払い先情報としてこのRIBもアップロードする必要がある。

WISEの口座情報の画面の、右または下に「口座情報証明書を取得する」というボタンがあるのでクリックすると、上の画像のようなダイアログが表示される。

”この書類には証印および署名が必要です” にチェックを入れ ダウンロードするをクリックするとPDFファイルがダウンロードされる。

▲このような証明書がダウンロードされる。中にはこの人物が実際にWISEのこれこれのIBANで口座を持っていることを証明するみたいなことが書かれている。

ダウンロードしたPDFにAdobe Acrobatなどのアプリを使って署名を挿入しても良いし、印刷して署名したものをスキャンしてJPEGなりPDFファイルにしても良い。とにかく署名が入っていることが大事なので、やりやすい方法で自身の署名入り口座情報証明書にしてもらいたい。

ここまでがWISE側で必要な処理である。

ユーロ口座の銀行口座情報が用意できたので、それをMoneytizerの方に設定する。

 

▲WISEのユーロ口座の口座情報はMoneytizerのこの画面で入力する。以前説明したように銀行名はWise、アカウント所有者名は自身の名前を入力する。

そして署名入りの口座情報証明書(RIB)をアップすれば設定は完了である。なおRIBのファイル形式はPNG、JPG/JPEG、PDFが使える。

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ユーロでの資金受け取り

これでMoneytizer社からの収益の支払いをユーロのまま受け取ることができるようになった。

Moneytizerに収益残が50ユーロ以上あれば、毎月10日前後に入金があるはずである。

▲ユーロ口座の残高画面。

現在の残高と直近の取引状況を確認することができる。

また口座へのチャージ、他の通貨への両替、資金の送金や受け取りなどもこの画面から行える。

日本の銀行口座への資金移動

ユーロ口座にMoneytizer社からの収益を受け取りプールしておくことはできるようになったが、次はこの資金をどうするかである。WISEは銀行ではないのでそのまま貯めておいても上限があるし利息も付かない。

もちろんユーロ圏での支払いに充当することもできるし多分それが一番有利ではあるが、ユーロ払いができる場面はそうそう多くない。

ということで、日本の銀行口座へ資金を移動してみよう。

自身が保有する日本の銀行口座への資金移動は次のステップで行う。

  1. 移動先となる日本の銀行口座をWISEに登録する(最初の1回だけ)
  2. WISEのユーロ口座から日本の銀行口座へ振込を行う

ここまで解説してきたような本人確認とか口座証明とかに比べればまったく簡単な作業である

日本の銀行口座の登録

日本の銀行口座の登録は「受取人」セクションから。なんか日本語がこなれていない感じもあるが、画面左のホーム、カードと並ぶリストの3番目「受取人」をクリックする。

▲このような画面になるので「銀行口座を追加する」をクリックする。

▲そして銀行名、口座の名義、支店名と口座番号等を入力すれば良い。

日本の銀行への送金(振り込み)

次にユーロから円への両替しながら日本の銀行へ円で送金してみよう。

▲これは円口座の画面だが、ユーロ口座の場合も操作方法は同じである。

↑「送金する」 ボタンを押すと送金処理が始められる。

振込ではなく ”送金する” というところがポイントである。

▲WISEのユーロ口座から日本の銀行口座への送金だが「海外送金」タブを選択し、振込金額を入力する。

WISEで日本の銀行口座へ振込をするには200円前後の振込手数料がかかるので、口座に振込金額+200円の残高があることを確認しておきたい。

▲続いて受取人を選択する。

ここでは先ほど受取人で登録した日本の銀行口座を選択(クリック)すればよい。

続いて送金目的の選択画面になるので生活費とか適当な目的を選んで「送信」ボタンをクリックする。

▲最後に送金額や受け取り口座の確認画面になるので間違いがないか確認し「確認して送金する」ボタンをクリックする。

この画像では着金予定が ”22分以内” となっているが、銀行の営業時間内であればほぼその時間内で日本の銀行側で入金が確認できるだろう。

ただ相手はなんといっても日本の銀行なので週末とか営業時間外に振込(送金)処理した場合は翌営業日以降の入金になる。

WISEデビットカードで利用する

日本の銀行口座に資金を移動することはできたが、逆に日本の銀行口座を経由せずWISEの口座残高を直接利用する方法もある。それがWISEのデビットカードである。

このデビットカードがあればWISEの口座残高の範囲内で普通のMastercardのクレジットカードと同様に支払いをすることができる。

▲クレジットカードのように支払いに使用すると。利用金額がそのままWISEの口座から引き落とされるものである。発行手数料として640円かかるが年会費は無料。もちろん海外でも利用できて支払いの際はWISEの有利な為替レートが摘要され一般のクレジットカードよりお得である。海外で2,3万円も利用すれば発行手数料分はすぐに回収できる。

日本の銀行口座への資金移動が面倒だったりMoneytizerの収益を人にバレないヘソクリとして利用したい場合はデビットカードの取得を考えても良いだろう。

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まとめ

Moneytizer社から広告掲載収益をWISEのアカウントで受け取り、日本の銀行口座へ振り込むまでの流れをざっと紹介してみた。

けっこう面倒な手続きが必要だが比較的安価な手数料で日本円を得られるのでPayPalが使えなくなってもWISEがあれば問題ないだろう。むしろMoneytizer社からの受取額が毎月100ユーロだとすると年間で2,000円から3,000円はPayPalよりお得になるはずである。

またWISEにアカウントを持てばユーロに限らず米ドルや英ポンド、オーストラリアドルなど各国の通貨をそのまま受け取ることもできるし、現地に銀行口座を持つのと同じことができるようになる。発行手数料は有料になるがマルチカレンシー(多通貨)のデビットカードを発行してもらえば海外旅行の際に為替レートを気にせず現地通貨で支払うことも可能で、海外旅行の際にも役立ちそうである。

Moneytizer社で収益を受け取っているならこうしたベネフィットも含めてWISEのアカウント開設とユーロ口座開設を検討してみてはどうだろう。

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コメント

  1. 平凡 より:

    こんにちは、先日The Moneytizerの入金先としてpaypalが不可になったので、どうしようかと困っていました。この記事がピンポイントでとても役に立ちそうです。ありがとうございます。

    一か所わからないところがあるので質問させてください。
    口座情報証明書の署名のことです。
    この署名というのは、自分のフルネームを英語の筆記体で書くのでしょうか?

    お忙しい中とは思いますが、教えていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

  2. admin より:

    お役に立ちそうで何よりです。
    署名ですが英語(ローマ字)であれば筆記体でなく活字体をフルネームで書いて送信し、受付てもらえました。
    私はAdobe Acrobat Readerの署名機能を使いましたが、環境によっては印刷したものにサインしてスキャン(またはスマホで撮影)する方が簡単かもしれません。