オリンピックと聞いて思い出すのは英国ファンクの先駆け的バントとしてのOlympic Runners。
イギリスとファンクバンドというとAverage White BandやGonzalezなども思い浮かべるけど、ソウル色が強いAWBなどと比べるともっとゴリゴリのファンク。
当時はジョー・ジャマーがゴンザレスの連中と組んだ(B級)スーパーバンドなんだけど出てきた音はディスコ! ジョー・ジャマーのギターもブルースじゃない! みたいな言われ方をしていたような記憶がある。
もっとも今になればこれはマイク・ヴァーノンがセッションミュージシャンを集めた作った企画モノのバンドというのは情報しては分かる。ゴンザレス自体がセッションミュージシャンの集まりだしね。
とはいえ1974年でこのファンキーな感じはすごくて今聴いても違和感はない。
また、ジョー・ジャマーのソロの延長線上の音でもあるので、意外とジョー・ジャマーのアイディアをマイク・ヴァーノンがバンドとしてまとめたのかもしれない。
ちなみにこのバンド、数年でアルバムを粗製乱造して解散。メンバーは元のお仕事(セッションミュージシャン)に戻っている。
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