アイランド・レコード(Island Records)といえばレゲエを世界に紹介したり、60年代後半から80年代にかけてはイギリスの良質なロックを多くリリースしていた(当時は)インディレーベル。
70年代に少ないお小遣いで新譜をやりくりしていた頃は、Islandが原盤か配給ということが一つの目安にもなっていた。EGレコード制作でIsland配給となればもう鉄板、買うしかないというくらい。
レーベルのオーナーのクリス・ブラックウェルが音楽にもビジネスにも長けていたことが大きいが、とにかくこの人は音楽を見分けるセンスが抜群だったのだと思う。
そのクリス・ブラックウェルが曲を選びアイランド・レコードを回顧するシリーズがリリースされる。
Volume Oneは1962年から1969年、Volume Twoは1969年から1973年からの選曲で7月にリリース。それ以降の年代からのVolume Threeも年内にリリースされる予定。
商売を優先して考えればヒット曲満載のCD6枚くらいのBoxにするところだが、やはり思い入れがある曲をLPというフォーマットで出してくるのが音楽マニアなクリス・ブラックウェルらしい。
収録曲はA面が
Cat Stevens – Lady D’Arbanville
Nick Drake – River Man
John Martyn – Solid Air
Richard & Linda Thompson – I Want to See the Bright Lights Tonight
B面が
Free – All Right Now
Traffic – Feelin’ Alright
Jimmy Cliff – Many Rivers to Cross
The Heptones – Book of Rules
Toots & the Maytals – Pressure Drop
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