1970年代の初めから活動しているイギリスのブルース・ロック、パブロック系ミュージシャンのSteve Gibbons。
ソロでも長いがThe Steve Gibbons Bandとしてパブロック〜パンクロックの時代にはそれなりリスペクトされていたミュージシャン。
特にライブサーキットでの人気は高く、ライブ音源を聴くとこれを小さいハウスで聴いたら気持ちいいだろうなぁというパフォーマンスが分かる。
またこの世代のイギリスのミュージシャンらしくディランの大ファンで、デイブ・ペグやサイモン・ニコルというフェアポート・コンヴェンションの連中と「The Dylan Project」なんてのも組んでいた。
そのSteve Gibbonsの1971年の1stソロ「Short Stories」がExpanedバージョンとなってリリースされていることに気が付いた。
要するにこれも50周年記念モノである。まさかこんなマイナーなものまで50周年記念盤が出るとは。
まぁ驚いているのは日本人である僕だからで、イギリスではこの人なら当然50周年記念盤を出さなきゃねという評価なのかもしれない。
1971年らしいアメリカに対する憧憬が感じられるカントリー/ブルース・ロックアルバムである。
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