Steve Cropperの「Fire It Up」は期待以上にソウル色が強いアルバムだった

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Steve Cropperの久しぶりのソロ作 「Fire It Up」がリリースされた 。

Steveの長いソロ歴から指折り数えてみると、最初のインスト物、80年代のAOR物それと10年前のR&Bアルバムときて今回のソロなので、純粋なソロして今回は5枚目だった。

フェリックス・キャバリエのとのデュオアルバムもあったし、昔の「Jammed Together」もメインはポップ・ステイプルズだし。

そして今回のソロだが例によっていろんなタイプの曲が並ぶが、これまでのソロ作の中では一番ソウル色が強い。というかほとんど往年のスタックみたいな曲まである。

とりあずそんなソウルフルな ”Say You Don’t Know Me”。


今回はRoger C.Realeがボーカルと作詞を担当。これが正解だったと思う。
アルバムの共同プロデューサーはJon Tiven。
Steveとの付き合いも長い元Prixの人。この人を辿るとアレックス・チルトンとクリス・ベルやジム・キャロルが出てきてややこしいことになる。
またRoger Realeの縁でドラムにはチェスター・トンプソンやオマー・ハキム、それにアントン・フィグといった面々が担当。
ちょっとまだ細かいクレジットが分からないが、ともかく現代的にサザン・ソウルを聴いてみたいという時にSteveの新作はいいかもしれない。
 

 

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