YouTubeでThe Beatlesの音源から根掘り葉掘り細かい発見を紹介してくれるチャンネルがある。
その最新の投稿が「Rain」がいかに凄いかの解説。
早口の英語だけど字幕を表示させれば言わんとしていることはだいたい分かると思う。
そうした演奏面や録音技術を紹介しつつ、さらにここが凄いぞというパートへ。
バックボーカルだけテープの逆回転にしたり、テープスピードを上げたり下げたり。こうした斬新な手法はRevolverなどでも試されているけど、そうした新しい試みの集大成が「Rain」なんだと力説している。全く同意。
そしてプロモーションフィルムも時代に15年先駆けていると。
なにせビートルズなので何でもやりたい放題だし、その才能が爆発しているピークとも言える言えるのがRainだったのか。
ただRainはPaperback WriterのシングルのB面曲なのでオリジナル・アルバムには収録されていない。後追いの人には馴染みがない曲だろうと思う。
でも1970年に出た編集アルバム「Hey Jude」に収録されているので古くからビートルズを聴いている人はお馴染み。このサイケな曲が好きだという人も多い。なにせこの「Hey Jude」はめちゃくちゃ売れてみんな持っていたものね。
なのでミュージシャンもRainの凄さ、曲の良さに惹かれてカバーする人も多い。
サイケでセンチなところが気に入ったのかグレイトフル・デッドも演っているし、トッド・ラングレンのビートルズ完コピアルバム「Faithful (誓いの明日)」にも入ってる。
でも一番のおすすめはハンブル・パイの「Street Rats」に収録されているバージョンかな。スティーブ・マリオットが熱唱するR&Bスタイルでのカバー。原曲は分かるけどサイケの影も形もないカバー。カバーするならこのくらいオリジナルと距離を取るべしという見本みたいなところが良い。

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