松濤美術館の展覧会「フランシス・ベーコン - バリー・ジュ―ル・コレクションによる」

松濤美術館で開催中の「フランシス・ベーコン - バリー・ジュ―ル・コレクションによる」を観てきた。

平日の松濤美術館なら空いているだろうと目論んでいたのだが当てが外れて非常に混んでいる展覧会だった。
よくみたら金曜日は渋谷区民は無料ということで、それにかち合ってしまったわけで、普通の平日はそれほどではないのかもしれない。

ゲイでハードなマゾというベーコンの性癖については少し前にベーコンとバロウズの記事で書いたが、その記事を書いた記憶が生々しいまま彼の作品をみるとやはり男性の肉体への欲望がさらけ出されているなと感じる。

今回はいわゆる「Xアルバム」と呼ばれる作品11点(表裏あるので実際は22作品)が目玉だが、若い頃のシュールでキュービズムな作品もある意味目玉。本人としては不本意だろうが。

また、写真や複製がの上にスクラッチされたりドローイングされた作品も、インスピレーションをどこから得て、そこに欲望と絵画的センスをどう描くかの発想が感じられ非常に興味ぶかいものになっている。

神奈川県立近代美術館での開催後なので既に足を運んだ人も多いだろうが、渋谷の松濤ということで行きやすい人も多いだろう、しかも渋谷区民なら金曜日は無料だし。