Star Trek

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スター・トレックを観てきました。
例によって六本木ヒルズのヴァージンの最終回(27:25時から!)。

初日とはいえ、こんな時間からの上映。しかも終わる頃には雨必至という悪条件なのにトレッキー野郎がいっぱい来るもんだ(笑
こういう話題作って、とりあえず観にくるだけの客が多くて、携帯はいじるは、シーンにおかまいなくポップコーンをぽりぽり食べるわ、挙げ句にストーリーが追えなくなって隣の奴と喋り始めて最悪だったりするんだけど、さすがに映画もスタートレックも判っている客ばかりなのでそんなストレスもなく快適に鑑賞できました。こういう見えない連帯を感じられるのが劇場の良いところだよね。

さて、映画の方だけど、JJエイブラムスが監督だし出ている俳優はTV出身ばかりだしで最初は期待と不安が半々だったけど結果は最高。
TVシリーズの宇宙大作戦があって、それを映画化したシリーズがあってという流れだけど、今回のこの映画は全部なかったことにして始めから作り直し! というもの。

カーク船長の生誕からくそガキ(ホントにくそガキ)時代を経て、仲間を得て、仲間の信頼を勝ち取り、そしてディープスペースの探検へと乗り出していくところまで。
いやぁ、青春物語として始めた所がポイントですね。この青春時代があってこそというか、この時代を描くことで次のシリーズで説得力のある冒険物語を描くことができる訳で、新シリーズのイントロダクションとしては最高の出だしでしょう。
よくやった、JJエイブラムス!

映像的には旧シリーズの最初(ダグラス・トランプス+ジョン・ダイクストラ)やILMが担当したそれ以降の作品以上だし、TV俳優だと思っていた連中もちゃんと演技が出来てるし文句無し。

ただしハリウッド映画全般に対して言えることだけど、科学的にこれはどうよ(タイムパラドックスとかブラックホールとか)という描写も数々あるけど、それはお約束として考えないことに。重力崩壊中の天体から光速未満の宇宙船がどうやって脱出するのか? と考えちゃいけないってことです(笑

あとショックだったのはウィノナ・ライダー。誰このババァは? と思ったらウィノナだった。そうかぁ、もうそんな歳だったのか。

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