画家の方のフランシス・ベーコンの生前未発表だったドローイングなどがメインの展覧会が松濤美術館で開催される。
ちょっと古い記事だが英国の雑誌Uncutに掲載されていたバロウズがベーコンと会った時のことを回想する記事が目についたので紹介したい。Uncutの方は既に読めなくなっているので別のサイトからの転載だが。
ベーコンがモロッコのタンジールでアメリカのビートニクスたちと出会ったことは有名だが、この記事によるとベーコンがバロウズと最初に出会ったのも50年代のタンジールだったとのこと。
ちょうどバロウズが例の”ウィリアム・テルごっこ”で国を離れていた時期。
ちなみにバロウズとは1回だけだが、ポール・ボウルズとベーコンは友人だったようだし、バロウズにベーコンを紹介したのはアレン・ギンズバーグ。
しかもギンズバーグはベーコンに自身がセックスしているところを肖像画にして欲しくて何度も頼んでいるらしい。結局断られる訳だが。
フランシス・ベーコンの生涯についてはたぶんこの映画「愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像」が一番分かりやすいかも。音楽は坂本龍一が担当している。
ギンズバーグはバロウズの作風とベーコンの絵に共通するものを感じてバロウズにベーコンを紹介したそうだし、バロウズはベーコンを「自分たちはスペクトラムの両端」という表現で親近感を表明している。
今度の松濤美術館では展覧会ではビートニクス的なものが感じられるかという視点でも鑑賞してみたいと思う。
それにしても、フランシス・ベーコンはゲイだったの知られているがかなりのマゾだっというのは知らなかった。
パートナーがかなりサディステイックな人物で歯を折られるほどボコボコに殴られたり。
ゲイである上にSMだと、体力のある男性だけに壮絶な生活なんだろう。


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