レオス・カラックスの新作映画「Annette」はSparksと水原希子も話題

レオス・カラックスの新作「Annette」のトレイラーが公開された。

「ポンヌフの恋人」など ”アレックス三部作” で90年代は強烈な人気を誇ったレオス・カラックスだけど21世紀になってからは2本しか撮ってない。

その久しぶりの新作、全編英語、アダム・ドライバーとマリオン・コティヤールというバリバリの人気俳優の起用ということで、周囲からの期待度もMax。今年のカンヌ映画祭でのオープニング作品に指名された。

しかもミュージカル映画の体裁をとっていてその音楽担当がSparks。

もうこれだけで日本公開が待ち遠しい。レオス・カラックスの新作だけにちゃんと公開されるはずだし、水原希子が出演しているので結構話題にもなると思う。

IMDbの「Annette」には出演者クレジットの上の方に水原希子の名前があるのでけっこう重要な役なのかもしれない。トレイラーにもチラッと出てくるので探してみて欲しい。



音は紛れもなくSparks。どのようなサウンドを作っているのか、またサウンドトラックがどうなるかなどこちらも期待たっぷり。

ちなみにレオス・カラックスとSparksの関係だが、実はSparksの2017年作「Hippopotamus」にはレオス・カラックスがミュージシャンとして参加している。
担当はボーカルとアコーディオン。
彼の参加曲は「When You're A French Director」。

これについては以前も記事を書いたので読んでみて欲しい。


Sparksの前進のHalfnelsonのデビューが1971年だから今年でメジャーでの活動が50年。70年代の人気絶頂以降もずっとずっと新しい音や表現をブレなく続けている偉大な兄弟である。

兄のロン・メイルが1945年生まれだから、エリック・クラプトンなんかと同じ歳である。50年の間に浮き沈みはあったけど表現の真摯さはずっと同じ。いつの時代のSparksでも聴いていてグッと来てしまう曲が必ずある。

Sparksのライブは2回体験しているが決して懐メロでない最先端の音なのは本当に嬉しい。今年はツアーはやらないようだが、来年2022年はヨーロッパツアーが予定されている。たぶんカンヌグランプリ作の音楽担当という勲章を引っさげて。願わくばそのまま日本にも来てもらいたいものである。