Van Morrisonの新作「Latest Record Project Volume I」は頑固オヤジ感満載だった

 ヴァン・モリソン(Van Morrison)の新作は「Latest Record Project Volume I」。最初 "Latest" を "Last" と読み違えてしまい、ええぇ〜最後なの? 引退なの? と戸惑ってしまったがよく見たら”Latest 最新” だった。

CDでいうと2枚組、全28曲という大作である。

コロナの影響でライブもできず、自宅やスタジオに閉じこもって曲を作り録音した成果がこれである。
最近はジャージーな作品が多かったが、これは久しぶりにソウルやブルースなど以前のヴァン・モリソン節が全開で、古くからのファンにとっても馴染みやすいサウンドになっている。

ただ歌詞については賛否両論のようである。

"Where Have All the Rebels Gone" 、”They Own the Media”、”Why Are You on Facebook” なんていうタイトルの曲が並び、なんというか年寄りが若いもんに説教している感がある。

さらにヴァン・モリソンは英国でのロックダウンには大反対という立場。昨年2020年にもその立場を表明した曲(本人はプロテスト・ソングと言っている)を何曲か発表している。


例えばこの ”As i Walked Out"。街に出てみたら誰もいなかったと歌い出すメロウなこの曲は強烈なアンチロックダウンソング。

ロックダウンは適切な対策だろうと思うのだが、ボリス・ジョンソンがそうすると何か裏があるのではとみんな考えるのだろうか。


これはクラプトンが演奏しているが曲はヴァン・モリソンが書いている。

Do you wanna be a free man?
Or do you wanna be a slave?

かなり強烈な歌詞と映像である。