Macの音声をスピーカーから出しながら同時に録音する方法

Apple
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Macの内部音声の録音

Macで音楽を聴いたり、Zoomなどで会議をする際に、その出力を2方向に出力したいというケースが意外とある。

デスクトップMacのスピーカーでミュージックアプリの音楽を聴きながら、それを同時に別の部屋のBluetoothスピーカーにも飛ばしたい、英語で会議をするので聞き間違いがないか後で確認するために録音しておきたといといったシチュエーションだ。

特別なアプリを使わなくてもMacに標準搭載されている「QuickTime Player」を使えば、Macのマイクからの音声は録音できるのだが、残念ながらMacの内部音声(システムオーディオ)を録音することはできない。

だがけっこう簡単な方法で2方向の出力がQuickTimeでの内部音声の録音が可能になる。

まず2方向の出力だが、これはMac標準搭載の「Audio MIDI設定」を使えばすぐにもできる。

そして内部音声の録音だがこれは「BackgroundMusic」というオープンソースのソフトを使えば実現することができる。

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BackgroundMusicのダウンロード

まず「BackgroundMusic」をインストールしてみよう。

このユーティリティをインストールすればMacの内部音声をQuckTime Playerなどで録音することができるようになる。

▲BackgroundMusicはオープンソースで開発が行われていて、最新版はGitHubからダウンロードすることができる。

ここからGitHubのBackgroundMusicのページ(URL: https://github.com/kyleneideck/BackgroundMusic)を開いてみよう。

するとこのようなページがが表示されるので下の方へスクロールする。

▲大きく Download と書かれたセクションがあり、そのOption 1という記載の下に最新のBackgroundMusicのインストーラーがある。

それを自身のMacにダウンロードする。

ここで注意したいのは、必ずこのリンクからアクセスしたページからダウンロードすること。BackgroundMusicを検索すると、ヒットするページには怪しいものもあるようなので、セキュリティのリスクを避けるために必ずGitHubの公式ページからダウンロードしたい。

BackgroudnMusicのインストール

BackgroundMusicのインストール自体は非常に簡単である。

ダウンロードした「BackgroundMusic-0.4.0.pkg」をダブルクリックする。
(0.4.0は記事執筆時の最新バージョン。今後数字が増えるだろう)

AppStore以外からダウンロードしたものなので、開けないというダイアログが出ることがある。その場合は右クリックやCRL+クリックでコンテクストメニューを出して「開く」を選べば良い。

▲また、このようなダイアログが出る場合もある。筆者の場合は外付けHDDを接続しているのでこうしたダイアログが出るのだが、もしこのダイアログが出ても「許可しない」を選んで問題ない。「許可」でも問題ないが。

▲インストールは普通のMac OSの標準インストーラーなので、「続ける」ボタンを押してあとは画面の指示に従えば良い。

特に設定する項目もないのでインストーラが終了すればそれでインストールも完了である。

▲「システム環境設定」を開き、「サウンド」の項目でBackgroundMusicが正しくインストールされたか確認してみよう。

「出力と入力」のセクションに 「Bakground Msuic」が追加されていればインストールは成功である。

Background Musicを選択すれば、内部音声がBackground Musicへ出力されるようになる。

▲QuickTimePlayerを起動し、「新規オーディオ収録」を選択する。

オーディ収録パネルが開いたら録音ボタン右隣の矢印をクリックすると入力ソースがズラズラと表示されるので、Background Musicを選択すればMacの内部音声(システムオーディオ)を録音できる。

ただし、これだけでは内部音声が全部QuickTime Playerへ流れてしまってMacのスピーカーや外部出力ができない。つまりモニターできないわけなので、「Audio MIDI設定」ユーティリティで内部音声を2方向(またはそれ以上へ)へ分けて出力させよう。

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Audio MIDI設定

「Background Music」はサードパーティーのユーティリティ(正確にはデバイスドライバ)なのでGitHubからのダウンロードやインストールという手間があったが「Audio MIDI設定」はMac OSの標準機能なので設定はとても簡単である。

▲Launchpadを起動し「その他」フォルダーを開くとその中に「Audio MIDI設定」がある。

ハイレゾ音源を聴いたりオーディオ出力機器を制御する人にとっては必須なユーティリティだが、普通に使っている限りはあまり使うこともないユーティリティだ。

鍵盤のアイコンが「Audio MIDI設定」なのでクリックして起動しよう。

▲左側のパネルにオーディオ装置の一覧が、右側のパネルにその設定画面が表示される。

この画面で左下の「+」ボタンを押し

▲表示されるメニューから「複数出力装置を作成」を選択する。

これによって同時に複数のオーディそ装置へ出力する仮想装置が追加される。

▲左側のパネルに「複数出力装置」が表示されているのを確認してそれを選択する。

すると右側のパネルにオーディオ装置の一覧が表示されるので、実際に出力したい装置にチェックを入れれば良い。

今回は外部ヘッドフォンとBackground Musicを選択してみた。ヘッドフォンでWeb会議に参加しながらQuickTime Playerでそれを録音するという想定である。

▲再び「システム環境設定」を開き「サウンド」の項目で「複数出力装置」を選択する。

これでMacの内部音声が「複数出力装置」に流れ、それがBackgorund Musicと外部ヘッドフォンの両方にも流れていくようになる。

▲QuickTimePlayer側の入力ソースはBackground Musicのままで良い。

このようにすればBackground Music+QuickTime Playerで録音をしながらヘッドフォンやMacのスピーカーで音声を聴くことができす。

同じ方法で、MacのスピーカーとBluetoothスピーカーというように複数の装置でMacのオーディオを聞くことができる。

Web会議の録音、複数のオーディオ機器を使用したい場合などでこのBackground Music+Audio MIDI設定の組み合わせは活躍すると思う。

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