ブルース・スプリングスティーン1979年の「No Nukes」での伝説的コンサートが映像でリリースされる。

1979年の9月にニューヨーク マジソン・スクエア・ガーデンで開催された反原発のコンサート「No Nukes」。

主催はジャクソン・ブラウンにジョン・ホール(アメリカの元上院議員)それにボニー・レイットなどが立ち上げたMUSE(Musicians United for Safe Energy)だった(日本で坂本龍一が主催していたNo Nukesとは無関係)

このコンサートは「No Nukes」というタイトルでアルバムが出ていて、ウエストコースト系ミュージシャンのライブをまとめて聴けること、スリーマイル島原発事故の直後で原発に対する不信感が高まっていたことなどから、アルバムを手にして聴いた人も結構いると思う。

ジョン・ホールは「Power」と「Plutonium is Forever」、ギル・スコット・ヘロンは「We Almost Lost Detroit」を、ジャクソン・ブラウンは「洪水の前に」といった具合にコンサートの主旨がストレートに伝わるような曲も多い。

その中でブルース・スプリングスティーン&Eストリートバンドは2曲。うち1曲「Stay」は実質ジャクソン・ブラウンなので、スプリングスティーンについてはデトロイトメドレーの1曲しか聴くことができなかった。


しかし、このNo NukesでのスプリングスティーンとEストリートバンドのコンサートは実は”伝説的” とも称される圧倒的なパフォーマンスだったことが知られている。

1978年から始まった ”The Darkness”ツアー自体が今や伝説的なツアーだったのだが、その流れのままNo Nukesに至っているのでピーク時のそのまたピークだったのだろう。

そして、そのNo Nukesでの伝説的コンサートの映像が「The Legendary 1979 No Nukes Concerts」というタイトルでDVD/BD/CDの各フォーマットで2021年11月19日にリリースされる。

YouTubeには2分弱のトレーラー動画が公開されているが、このわずかな映像からもコンサートの凄さが伝わってくる。

1974年5月9日の夜にジョン・ランドウが見た ”ロックンロールの未来” のさらに充実した未来がこれなんだろうな。

The Darknessツアーとメンバー構成は同じ。クラレンス・クレモンズ、スティーブ・ヴァン・ザ・ト、ロイ・ビタン、マックス・ワインバーグ、ゲイリー・タレントにダニー・フェデルチというEストリートバンド黄金のメンバーである。