跳躍競技の手拍子を始めたウィリー・バンクスとファンカデリックのKnee Deep

 三段跳びなど陸上の跳躍系選手がジャンプ前に観客に手拍子を求める姿、もう今では一般的になっている。古いファンだと三段跳びのウィリー・バンクスが客を煽る姿を覚えているだろう。


この映像は1983年のヘルシンキの陸上大会の映像。跳躍前の手拍子はこの時から始まったという歴史的映像である。

手拍子が始まったのは偶発的だったらしいが、これを面白がったウィリー・バンクスがモチベーションアップと景気付けにこの後も跳躍競技の儀式として取り入れるようになった。

ところで、この映像でウィリー・バンクスがカセットテープ型のウォークマンをしているのが見える。いったい何を聴いているのだろうと調べるとファンカデリックの「(Not Just)Knee Deep」だった。


1979年の「Uncla Jam Wants You」からの曲である。

このギターソロの部分をテープに録音して聴いていたそうである。
ギターはもちろんマイケル・ハンプトン。でもそんなに目立つようなギターソロではない。
SPIKES: Willie Banks: Hand Clap Pionner から

なるほど、手拍子だけではなく、本来はファンカも聴いて集中力とモチベーションを高めていたわけだ。

そしてやはり1983年当時だとウィリー・バンクスのようなインテリなアフロ・アメリカンにもファンカデリックは人気だったのだ。