ジェンダーを逆にしたカバーソング10曲。男性の曲を女性がカバーする。

 男性の曲を女性がカバーしたベスト10をFar Outで特集していた。

Judy Collins - "Suzanne" - Leonard Cohen

レナード・コーエンをジュディ・コリンズがカバー。

あまりにハマり過ぎている。

Sinead O'Connor - "Nothing ComPares 2 U" - Prince


シンニード・オコナーにとっては最大のヒットだけど実はプリンスのカバー。

プリンスが知らないところでカバーされてたらしくプリンスはあまり気に入っていなかったそうだ。

Kate Bush - "Rocket Man" - Elton John


ケイト・ブッシュによるエルトン・ジョンのカバー。

オリジナル自体もヒットしているがケイト・ブッシュのバージョンも同じくらいヒットしている。

Siouxsie and the Banshees – "Dear Prudence" - The Beatles


スージー&ザ・バンシーズのビートル(ジョン・レノン)のカバー。

バンシーズは「Through the Looking Glass」というカバーだけのアルバムもあるくらいで、そこではスパークス、イギー・ポップにロキシー・ミュージックなどをカバーしているし、キャリア全体でもカバーが多い。

Nico – "These Days" - Jackson Browne


ジャクソン・ブラウンの曲をニコが歌う。ギターもジャクソン・ブラウン。

1967年の「Chelsea Girl」に収録のこれ、当時のジャクソン・ブラウンは16才、ニコは29才。

ニコも有名なカバーが多いが代表的なのはドアーズの「ジ・エンド」とボウイの「ヒーローズ」だろう。

This Mortal Coil – "Song to the Siren" - Tim Buckley


4ADのオーナーのアイヴォによるプロジェクト「ジス・モータル・コイル」によるティム・バックリーのカバー。

ボーカルがエリザベス・フレイザー(コクトー・ツィンズ)だけどThis Mortal Coil的にはゲストボーカリスト。

This Mortal Coilは4AD的、Ivo的なセンスを以てそれまで埋もれていた耽美的な曲を発掘してくれたという側面も忘れてはいけない。

Aretha Franklin – ”Respect” - Otis Redding


オーティスの名曲をアリーサがカバー。

もうこうなると誰の曲でもいいやって感じになる。

アリーサ・フランクリンも古今東西の名曲をカバーというか新しく解釈することにかけては天才的なので ”カバー曲” というくくりでいくらでも見つけられる。

Patti Smith - "When Doves Cry" - Prince


パティ・スミスによるプリンスのカバー。

プリンスのオリジナルはベースがいなくてアッとみんなが驚いたけどパティ・スミスの方にはちゃんと入ってる。

パティ・スミスもカバー曲ばかりのアルバムを出しているがオリジナルは60年代70年代アーティストの曲が多い。同時代のアーティストをカバーしたのはプリンスとニルヴァーナだけかも。

と思ったらティアーズ・フォー・フィアーズもカバーしてたな。

Shelby Lynne - Mother - John Lennon


シェルビー・リンによるジョン・レノンのカバー。

ジョンのごくごく私的な少年時代の心の傷を吐き出した「Mother」。

こんなヘビーで極私的な曲でもカバーする人は多いが、シェルビー・リンにはこの曲をカバーする必要があった。ジョンよりはるかに壮絶な体験をしたのだから。