Queenの手をとりあって Teo Torriatte (Let Us Cling Together)などオリンピックに使われた曲

 東京2020の開会式のクライマックス、これから聖火という場面でQueenの「手をとりあって」Teo Torriatte (Let Us Cling Together)が流れてビックリした人も多いだろう。

In the quiet of the night, Let our candle always burn
静かな宵に光を灯し

という一節は場面にピッタリでセンスが感じられた部分だ。


もちろんImagineがJohn Legendをメインに歌われたのも良かったが、なんでKeith Urbanとかがと思う人もいただろうな。

過去にオリンピックで使われたロック/ソウル系な音楽を思い起こしてみよう。

なお2012ロンドンオリンピックは式そのものがコンサートみたいなものだったので割愛している。むしろフル映像を見てもらった方が良いだろう。

Barcelona


1992年バルセロナオリンピックのテーマ・ソングで、フレディが生きていれば開会式で歌ったはずの曲。

Lightning of the Torch


1984年ロサンゼルスオリンピックのテーマ・ソング。

フィリップ・グラスが本来のお仕事をした曲。さすが音楽の都LAでのオリンピックだけに公式アルバムも出ていて、TOTOやフォリナー、ボブ・ジェームスにクリストファー・クロスといった人たちが楽曲を提供している。

Georgia On My Mind


1996アトランタでは地元出身のグラディス・ナイトがご当地ソング「Georgia On My Mind」を歌うという胸熱シーン。

Imagine


東京でも歌われたImagine。アトランタのこの時はスティービーが歌っている。

Dacing Queen



2000年シドニーのハイライトはカイリー・ミノーグのこれ、ABBAのダンシング・クイーン。

歌そのものには特に意味がなく、自分たちは英女王を戴く英連邦の一員だぞということを強調している(のだと思う)。

Oceania


2004年のアテネはビョークのOceania。

こういう従来のポップミュージックの枠を超えた前衛的な音が広く受け入れられるようになったところに21世紀を感じる。

Rock and Roll All Night


2002年ソルトレイクの閉会式にはKISSが登場。

よく見るとドラッグクイーンみたいなキャストも見え、この頃から性的多様性は気にされていたのだなと分かる。

Hallelujah


2010ヴァンクーバーでの感動的シーン。

k.d.ラングの歌うレナード・コーエンのHallelujah。ジョン・ケイルのアレンジに沿ったバージョンである。

LGBTの人がユダヤ人の曲を歌うというシーンとしても捉えられる。

Long You May Run


カナダなので閉会式はニール・ヤングである。

Long You May Runを聴きながら聖火が消えていく演出ってめちゃくちゃ良いね!

2008年、2014年、2018年は独裁国家かこないだまだ軍事独裁だった国なので、やはり世界に通じる普遍的な大衆文化という点では特筆すべきものもない感じだなぁ。