レオス・カラックス X スパークスの「Annette」がカンヌのオープニングを飾り、概ね好評だったようだ

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 レオス・カラックスの久しぶりの、復活作とも言える「Annette」。アダム・ドライバーとマリオン・コティヤールが主演というだけでも話題だが、さらにスパークスが音楽を担当ということで非常に楽しみにしている。

7月6日にオープニング上映されただけでも凄いが、その後の批評など読むと概ね好評のようで何より。例えば The Guardianの記事とか。

それにしてもカンヌにアダム・ドライバーやレオス・カラックスと並んで出席するロン・メイルとはまったく想像すらしていなかった光景である。脚本にも関与しているそうなので、実質的にレオス・カラックスとスパークスの映画ということになる。

あとはできれば日本のスクリーンで、最悪でもAmazon Primeで観ることができるよう祈るばかり。



また、サントラの抜粋版がスパークス名義で「Annette – Cannes Edition (Selections From the Motion Picture Soundtrack)」としてリリースされている。

アダム・ドライバーやマリオン・コティヤールが歌う部分は普通にミュージカル映画のそれだが(それでもスパークス風味は感じられる)、映画の中でスパークスの楽曲として使われる部分は完全にいつものスパークス。さらに映画とは関係ない曲も入っている。

エドガー・ライトの「Sparks Brothers」もあるし、2021年は久しぶりもしかしたら1974年以来のスパークスの年なのかもしれない。

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