SPECTATOR(スペクテイター)の最新48号は「パソコンとヒッピー」

 サブカルチャー雑誌「スペクテイター(Spectator)」。

日本でのいわゆる”サブカル”じゃなくて、本来の意味でのサブカルチャー(ハイカルチャーやメインストリームに対するカウンターとしてのサブ)を特集してくれる雑誌で、年3回しか発行されないがいつもだいたい買っている雑誌である。

6月に発行された48号はタイトルが「パソコンとヒッピー」


ビートニク以降のアメリカのアングラ/サブカルチャーと北カリフォルニアの風土などがあってこそシリコンバレーが生まれパソコンが生まれたというのは1994年以前からパーソナルコンピュータや西海岸文化に親しんでいた人にとってはごく普通の共通認識だと思っていた。

ところがこのスペクテイター48号の紹介文には ”「パソコンはヒッピーがつくった?」これまで一部のあいだで囁かれていた噂の真相を明らかに” と書かれていて、思わずえぇ〜!? となってしまった。

そんな当たり前のこと、今では ”一部の” ”噂” なのか。

ということで、スペクテイターの48号を読んでみて欲しい。もっとも良く知られているエピソードも多いし、ミッチ・ケイパーとUSフェスとかきちんと触れて欲しい点もあったりするが、まぁページ数の関係もあるし贅沢は言わない。

関係書をいくつか並べておく。特にドキュメンタリーの「Magic Trip」。
ケルアックの「路上」のモデルであるニール・キャサディ、ケン・キージー、「ホール・アース・カタログ」創刊者のスチュアート・ブランドによるアシッドテストのドキュメンタリー。ビートニクスを源流にその後の流れが繋がっているのだとよく分かると思う。