ウェイン・ショーターとランド・カルリジアン(ビリー・ディー・ウィリアムズ)の意外な共通点

マイルスのカルテットや「ウエザー・レポート」などで有名なウェイン・ショーター(Wayne Shorter)、それとスター・ウォーズのランド・カルリジアンで有名なビリー・ディー・ウィリアムス(Billy Dee Williams)。この二人には意外な共通点がある。

ショーターの最初の妻と、ビリー・ディーの3番目(そして最後)の妻が同一女性なのだ。

ショーターが1960年に来日した際に見初めたらしいTeruko Nakagamiさん。

1966年のアルバム「Speaks No Evil」のジャケットの女性が彼女である。

シカゴ生まれの日系人のTeruko Nakgamiは以前の名前はIrene。ショーターとの結婚を機に日本風にTerukoと改名している。

2人の間にはMiyakoさんという娘もいて、「Speaks No Evil」の "Infant Eyes" はその娘のために書いた曲。


また ”Miako” という名前をそのまま使った曲も披露している。

ショーターとTerukoは60年代には別れているのだが、その後1973年にTerukoはビリー・ディー・ウィリアムス(Billy Dee Williams)と再婚している。

最初の夫がウェイン・ショーターで次の夫がビリー・ディー・ウィリアムス。この二人はそもそも知り合いで仲も良いらしい。それにしても、ドノヴァンの奥さんもそうだがクリエイティブな人から愛されるミューズのような人っているのである。

という話では終わらなくて、1985年リリースのショーターのアルバム「Atlantis」。そのジャケットはショーターのパステルで描かれた肖像画が使われているのだが、それを描いたのがビリー・ディー・ウィリアムス!

個展を開くほどの画才があるらしいが、それにしてもいくら知り合いでも妻の前の夫のアルバムジャケットを描くとは。どちらがオファーしたのか分からないがTerukoさんが間を取り持ったのだろう。

なおTerukoは太平洋戦争が始まった時は6歳でカリフォルニアの日系人収容所に入れられたそうなので、1935年生まれ。存命なら今年で86歳になる。