アレックス・チルトン(Alex Chilton)のライブ盤「Boogie Shoes: Live on Beale Street」はバックがなんとHiのリズム・セクションだった

アレックス・チルトン(Alex Chilton)の1999年のライブ「Boogie Shoes: Live on Beale Street」がリリースされていた。

公式にはチルトンの命日の3月17日リリースということになっているが、実際にモノが出たのは4月になってからのようだ。

1999年にメンフィスで開催されたチャリティフェスティバルでのライブ。

当時ニューオーリンズに住んでいたチルトンはポウジーズの2人と再編Big Starをやっていた時期だと思うが、でもメンフィスには一緒にプレイしてくれる友人もおらず、そこでチルトンが頼んだのはHiのリズム・セクション、通称ハイリズムとの共演。

同じメンフィス出身だがチルトンといえばアーデント・スタジオ。そこら辺のミュージシャンサークルの繋がりはよく分からないが、それまで顔を知っていても一緒にプレイしたことはなかったのだろう。

そして20年過ぎてやっと当時のライブがこうしてリリースされた。


"Boogie Shoes" はアレックス・チルトンの実質ソロ1作目「Like Flies On Sherbert」の冒頭の曲。あのBig Starのアレックス・チルトンがこうなの? と戸惑った曲である。もっともその後の70年代80年代のチルトンを聴いて元々こういう人なのだと分かるのだが。

このライブ盤、音を聴いてみると、メンフィスの伝説的カルトスターがメンフィスの伝説的バンドをバックにR&Bやサザン・ソウルを楽しそうに歌っている。





70年代、80年代のアレックス・チルトンのやさぐれたパンクでブルージーな音と比べるとリラックスして聴ける。

チルトンが亡くなって10年以上、未だにブートレグなライブはいっぱい出ているし、今後も何度もBig Starリバイバル、アレックス・チルトンのリバイバルは続くだろうが、これはとにかく楽しさでは一番ではないか。