木曜日、数時間のメンテナンスのハズが途中でトラブり、結局半日以上にわたってダウンしていたBrightkite。
ユーザもかなり混乱していたようだがそれほど大きな不満もなくメンテナンスは無事終了した。
事前のアナウンスなどから、このメンテナンス後からBrightkite 2.0 になるのだと期待していたが、実際にはサーバーとデータベースの強化を行っただけのようである。
ただしそれはBrightkite 2.0 にするための事前準備であって、たぶん来週にはBrightkite 2.0をリリースすると公式ブログではアナウンスしている。
そのBrightkite 2.0の内容だが、TechCrunchにスクープ記事が掲載されていたのでそれに沿ってBrightkite 2.0を紹介したい。
たぶん日本語版TechCrunchでも記事になると思うが、たまに日本ではマイナーなサービスなど翻訳されない記事もあるので。
したがって、ここでは記事を読んでの紹介とし、詳しくはそのうち掲載されるであろう日本語版TechCrunchで確認して欲しい。
また、TechCrunchにはスクリーンショットも掲載されているので、具体的なイメージはそちらを参照してもらいたい。
まず最大の変更点は画面のルック&フィール。
これはスクリーンショットで雰囲気を見て欲しい。
facebookのように更新情報が画面下部のツールバーにまとめられるようである。
今ある「Me & My Friends」「Around Me」「Universe」のタブは廃止され、何もしなければ全部見えるようになりそうである。
ただし、タブが無くなる代わりにいくつかのフィルターが用意され、距離や人などでフィルタリングしてストリームを閲覧することが可能になるようである。
位置情報サービスではコンテンツレイヤーをどう設計するか、あるいはどうフィルタリングするかが重要なので、フィルタリングの拡張性、ユーザにとっての柔軟性を確保するこの仕様変更は大きな意味を持つと思う。
(将来的には有料の商用コンテンツと現在のユーザ生成コンテンツを複数のレイヤで提供するようになるのではないか? で、iPhoneやAndroidのBrightkiteアプリがARブラウザにもなって…と妄想が膨らむw)
チェックイン、プライバシー設定といった現在のBrightkiteの特徴的な機能もより簡便になるそうである。
また投稿の公開範囲や同時投稿先(Twitter/facebook)の設定も簡単に出来るようになるそうである。
他ユーザの投稿に対して「いいね(like)」を付ける機能も追加される。
もう一つの大きな変更は、ユーザ同士のリレーション。
これまでは、友だちリクエストを出して承認され、それで「友だち」という関係だったが、2.0からは単に相手をフォローするだけの「ファン」、お互いにフォローしあう「友だち」となる。
Twitterと同様の関係モデルだが、位置情報SNSで「フォロー」を許してしまうのは微妙だなと思う。
非常に考え抜かれたUIと機能を持つBrightkiteだけにこの2.0には期待したい。
あ、2.0対応のiPhone版もきちんと間に合うよう出して欲しい。iPhone+Brightkiteって最強の位置情報SNSだからね。
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