先週末から、Apollo 11号の月面着陸40周年を記念して(特にアメリカでは)大いに盛り上がってましたね。
40年前のあの日、ボクは小学生だったけど朝早く母親に叩き起こされてテレビに流れる月面着陸の模様を生中継で見ていました。
今と違って、あの頃の日本のお母さん達は6時前に起きてお弁当や朝食の用意をするのが普通でしたからね。ウチの母親も「いつもよりちょっと早起きしてテレビを点けた」と証言していました。
今の感覚で朝5時というと、早起きしようと考えるより、少し夜更かししようかという感じですからね。日本人も変わったものですw
さて、その40周年記念で、Carina Software がいくつかの天文ソフトを無料あるいは1セントで配布していました(当日限りなので現在は通常価格)。
iPhone用にはSkyGazerとSkyVoyagerが無料で、Mac/Windows用にVoyager 4.5 と SkyGazerが1セントでした。
(現在はSkyGazerが350円、SkyVoyagerが1,700円、デスクトップ版Voyagerが約99ドルから)
一部のサイトやTwitterなどでは「通常1700円のSkyVoyagerが無料」という話ばかりが流れていたようですが、普通の天文観測にはSkyGazerで十分です。
SkyGazerは肉眼で見える惑星、恒星、外銀河などが対象ですが、SkyVoyagerは30万以上の恒星と30万以上の天体の情報を含んでいる上に天体望遠鏡のコントロールまで出来るソフトウェアです。
なので無線でコントロールできる天体望遠鏡を保有する、いわば本物の天体マニア向けのソフトですから、ぼくたちにわか天文ファンにはオーバースペックもいいところかもしれませんw
無料期間は終わったと言ってもせいぜい350円のソフトですし、星座レベルで観察するには十分なので、天文ソフトを何か欲しいと考えた時、検討すべきソフトの一つでしょね。
逆に天体望遠鏡がない人がSkyVoyagerを買ってしまうと泣くことになるので気をつけましょう。
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