ただし、市場価格1,000ドル以上のいわゆるプレミアムセグメントの数字。
またDELLなどの通販業者分や法人向けのものは含まれていない、あくまで一般コンシューマ市場での話。
さらにガートナーなどは台数ベースでのシェアを発表しているがNPDのこれは金額ベース。
例えばガートナーやIDGの先四半期の調査ではMacintoshのシェアは9%弱だった。
しかしそれでも91%というのは俄には信じられないよなぁと思ったら、そもそも去年の時点でもこのセグメントでのシェアは66%もあったらしい。
そもそも、もはや米国のWindows PCの平均市場価格は約700ドル。
それに対して一番安いMacintoshでさえ999ドルなので、1000ドル以上の一般コンシューマ市場というともはやMacintoshの独壇場なのかもしれない。
それにWindows PCの平均市場価格は昨年の秋以来100ドルも下落しているので、このセグメントでのMacintoshのシェアは当分このまんまではないだろうか。
思い起こしてみれば、90年代のApple暗黒時代、日本のある一般消費者向けデバイスメーカーがユーザ調査したら、稼働数の20%近くがMacintoshだったなんて話もあるので、実は一般消費者でのMacintoshのシェアは日本でも意外と高いかもしれない。
ずっとオレ達は少数派だと思っていたがいつの間にか多数派が場所を移動しちゃったので棚ぼたで多数派になっちゃったという感じ(笑
しかしPCの販売店とかはイヤだろうなぁ。PCを買いに来る客のポケットには700ドルしか入っていないけど、近所のAppleストアに行く客のポケットにはその倍近い金額が入っているのだから。経済状況が好転するまでは薄利多売で凌ぐしかないんでしょうね。
↑えっと、アメリカでの話ですね。日本で10万円以上がプレミアム市場としちゃうとほとんどがプレミアムだから。
2009/07/24