Speedmeter


これは有料(230円)のSpeedmeter。

精度も高くかなり本格的。
GPSの精度が低くなったと判断すると位置情報をロックしおかしな数値が出ないようにするなど補正もちゃんと行なっている。

レーシングメーターと称するアナログモードとデジタルモードを持ち切換え可能。
デジタルモードではHUDモードという表示を鏡像反転させたモードも搭載。
これはクルマのダッシュボードに置き、表示内容をフロントガラスに反射させて読み取るため。
さらにマイル表示とキロメートル表示の他に、ノット表示も可能。これでボートもOK(笑

起動するとアナログメーターの赤い針がブゥーんと跳ね上がったのち定位置(0Km/h)に戻る。この辺りの芸の細かさというか意味の無ささは日本車並。

精度や使い易さはさすが有料版、無料版とは役者が違うねと思うんだけど、問題が一つ。

アナログメーターのスケールが150までしかない。
マイルだと150マイル(225Km/h)しかないので実際にそんな速度を出すかどうかはともかく、一部の欧州車だと足りないですね。全然足りない。
しかも数値はマイルもキロも関係なく150までなので、キロメートル表示に切り替えると150Km/hフルスケールの速度計になっちゃう。
アメリカで150Km/hというのは逃走中の犯罪者か完全な異常者なのでこれで十分かもしれないけど、欧州はおろか日本でも150じゃ足りないですね。

いちおう150で足りない場合はデジタルモードにしてくれ、デジタルモードなら999mphまたは999Km/hまで計測できるからということなんでしょうが。
次回バージョンアップの際にはフルスケール180, 240, 320の3タイプを用意しておいて欲しいです。

その点さえ除けば230円払っても惜しくないアプリです。

しかし、こういう普遍的であると思われるソフトにさえ、お国柄というか文化というか、そういうものが反映されているのが面白いですねぇ。
開発している会社はコロラドにあるらしいんですが、たしかにあの辺りだと、150マイルフルスケールの自動車用メーターと999マイルまでの航空機用メータがあれば用は足りるんでしょうけど、欧州で150マイルはちょっと足りないし、日本で150Kmでは足りないし、しかも欧州や日本には300Kmオーバーで走る高速鉄道もある。開発者はそういう情報というか常識に思い至らずコロラドの常識でアプリを作り、AppStore経由でワールドワイドに販売しているワケですよねぇ。
ひところのアメリカだったら、150マイルまでしかスケールがないんだから新幹線もそれに合わせて走れよとか言いそうだけど、まぁ最近の普通の常識的なアメリカ人なら、これこれこういう事情で180マイルスケールのも画面も用意して欲しいなとリクエストすれば対応してくれますけどね。

そういえばアメリカはマイル表示だけどカナダは何故かキロメートルなんだよね。意外なことに。
昔、カナダはトロントでタクシーに乗り、ふとスピードメーターを見たら針が100ちょっと(カナダでは乗客は運転手の隣)。わぁこんなボロビュイックでそんなに飛ばすなよと腰を抜かしたことがあります。
運転手に100マイルは危なくなーい?と聞いたら、いやこれは100Kmですよと。カナダは(アメリカの植民地じゃないから)マイルじゃないですよと。
たぶん勘違いしてビックリするアメリカ人や日本人が多いんでしょうね。
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