Setup MobileMe

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iPhoneの設定がほぼ終わり、環境的にはこれまで使って来たiTouchと同じになりました。

これまでのiTouchでは都内のどこにWi-Fiスポットがあるか調べておいて、普段は情報ビューワーとして、ネットアクセスが必要になればどこかのマックに飛び込むか、場所を憶えているWi-Fiスポットに駆け込むかする必要がありました。

実はマックは100円で意外とおいしいコーヒー(しかもおかわり自由)が飲め、いくらでも粘れる環境なんですが、なにせ無線LANのコストがかかる。
それにWi-Fiの場所といっても麻布とか六本木とか、要するに家の近所だけしか調べてないので、知らない場所に行ったらとたんに使えなくなっちゃいます。

さてiPhoneでMobileMeの、特に同期機能を使うと、ボクの環境下では
共有Googleカレンダー(SpanningSyncで)iCal(MobileMeで)MobileMeサーバ(MobileMeで)iPhone
という同期ができるんですよ。

つまり外出している時でも自宅のマックを立ち上げておけば、iPhoneで追加したスケジュールがGoogleのカレンダーに自動的に反映され、そのGoogleカレンダーを共有している家族(うちの場合は実家)や友人が直ぐに見える。逆に誰かがGoogleカレンダーに書き込んだ予定も最大1時間程度のタイムラグでiPhoneに反映されることになります。

実はもうその環境は作ってあって、iPhoneではなくサブのPowerBookを同期するようにしてます。
なのでMobileMeの設定も簡単に行くだろうと思ってたのですが・・・

えっとですね、MacとiPhone間の同期には二種類の方法があります。
一つはMobileMe経由。Appleでは OTA(Over The Air)な同期と呼んでいますが。いつでもどこでも同期できiPhone中のデータは最新の状態を保持できます。
もう一つはiTunes経由。まぁ普通の同期方法ですね。これは母艦となるマシンが目の前にあることが前提です。逆に言えば、iPhoneの中のデータはマシンに繋げない限り更新できません。

今までのiTouchはOTAが出来なかったので、iPhoneになってOTAでの同期ができるぞと期待していたのですが、ある機能制限があることが判り、iPhoneもiTunes直結での更新をすることしました。

OTAでは、
・カレンダーデータを丸ごと更新します。
 複数のカレンダーを使って運用している場合、カレンダー毎の同期する/しないを選べません
・連絡先もデータ丸ごと更新します。
 友達が極端に少ない人でない限りグループに分けて運用していますが、グループ毎の同期する/しないを選べません
という制限があります。

ボクはどちらにも該当してしまいます。こっちの人と共有するカレンダー、あの人だけには見せたくない連絡先とかあるでしょう? そうなるとカレンダーも分けるし連絡先もグループに分け、このマシンではこのカレンダーは非表示にしておく、あるグループは奥さんに見えないよう非表示しておくとか、いあこういうニーズは高いと思うんですが。
MBPには当然全部のデータが入っていますが、持ち歩く時は特定のカレンダーはiPhoneには入れず、落として人に見られると恥ずかしい連絡先も入れないということしたいじゃないですか。
なので当分はそういう運用が可能なiTunes直結での同期を行ない、OTAでの同期はお預けです。

しかし、丸ごと同期しかできないって。こういう仕様考えたのは、海水浴へ行く時は奥さんも愛人も誘って賑やかに行こう! と考えるタイプの奴だねきっと。

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