ビヨンセ蝋人形ほか

マダム・タッソーで公開されているビヨンセの蝋人形がヒドいと評判らしい。

顔の作りが違う、肌の色も違う、ビヨンセというよりリンジー・ローハンとか散々に言われているようだ。
しかも世界中にあるマダム・タッソーに置かれたビヨンセだがそれぞれ微妙に異なり、かつどれも似ていないらしい。
とりあえずこのあたりの記事を。
This "Beyonce" Wax Figure Is Freaking People Out


この話題にNMEが悪乗りして最悪の蝋人形ワースト11(ワースト10 + ビヨンセ)を公開している。
"Beyonce and the worst waxworks of all time"

さすがにこれは酷いというのが並んでいて笑える。
ベッカム夫妻とかチャールズ皇太子とか ”56歳の”アデルとか英国人キャラが特に酷い。

こう並べてみると蝋人形館というのは世界中に存在し、それなり人気のあるモンドでキッチュなコンテンツなんだなということも判る。

日本ではお台場にマダム・タッソーができたが、実はあちこちの観光地にもひっそり蝋人形館がありそれらを見るのも意外と楽しい。

東京にはかつて「東京タワー蝋人形館」その後六本木に移転して「TOKYO Rock Show Case」という施設があった。
東京タワーは観光客向けの普通の蝋人形館だがその一部コーナーが濃いロックマニア向けの内容で、その部分だけを取り出して再開したのがTOKYO Rock Show Caseである。こちらも既に閉館してしまったが。
久しぶりのこの懐かしのロック蝋人形を振り返ってみたい。





普通の蝋人形コーナー。
ジュリア・ロバーツ、ジョディ・フォスター辺りはなかなか良くできているように見えるが、シャロン・ストーンでちょっと怪しくなりオードリーについてはかなり怪しい。


男性陣はジョン・ウェインも含めかなりよく出来ているのではないか。
ただ筆者が男性なので女性の容姿はかなり細かく気にするが、男性の容姿はほとんど気にしないということがあるかもしれないが。


右側はご存知フランク・ザッパ。
左に立つのはマザーズのキーボーディストでありExperimentalなミュージシャンでもあるドン・プレストン。
ザッパと並べるのがドン・プレストンというあたりにロックという音楽への館長のこだわりを感じて欲しい。


ちゃんと椅子に座ってギターを弾くロバート・フリップ。
ちゃんと一本足でフルートを吹くイアン・アンダーソン。
特に一本足は蝋人形的にかなり高度なのではないだろうか。

このように細部までこだわり抜かれた蝋人形をみると、似ている似ていないというものとは別次元の凄さが伝わってくる。



ムーグ・シンセサイザーを弾き倒すキース・エマーソン。
痩身長髪であること以外キース・エマーソンには似てない。
おそらく本物より美しく格好良い人形の例だと思う。

冒頭のビヨンセと同じ程度に似ていないが、それでもこのキース・エマーソン蝋人形が非難されることがなかったのはやはり対象に対する愛があったからだろうなと思う。

マダム・タッソーのビヨンセには愛が足りないんだね。

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