オープンソースプロジェクで、Twitterのtweetを自身の”Mixiボイス”、”アメーバなう” へ転送してくれる無料サービスだ。
ずいぶん前から、これを使ってアメーバなうへの転送を行っていたのだが、今朝Twitter2mixiのTwitterアカウント(@twit2mixi)がこんな発言をしていた。
いつもtwitter2mixiご利用感謝です!twitter2mixi転送状況や新機能ご案内などお知らせするため、昨日から全ユーザのフォローとして「 @twit2mixi 」を自動登録させて頂きました。少しでも良いサービスが作れればと思っております。よろしくお願いします。
うーむ、さすがにこれはマズいだろう。

Twitter2mixiを使うには、これをTwitterの連携アプリとして利用許可を与えなければならない。
新規登録の際には左の画面のようなお馴染みの確認画面になり、ここで「許可する」とTwitter2mixiがTwitterの自分のアカウントにアクセスできるようになる。
今回問題なのは、本来はTwitterから発言を取り出し、それを指定されたMixiボイスなりアメーバなうに転送すること”だけ”を許可したはずなのに、許可されたアクセス権限を使い、@twit2mixi が”勝手”に自分をフォロワーにしていることだ。
いったん許可を与えてしまうと、そのアプリからは、Twitterのアカウントからデータを取り出したり、投稿したり自由に行えるようになるのだが、そのユーザから与えられた権限を踏み越えて使ってしまったということだ。
また今回は「勝手にフォロワーにした」だけで済んだが、もし何か間違えたりシステムの不具合などでスパムアカウントをフォローさせてしまったり、フォロー・フォロワーを勝手に消してしまってりしていたら、とんでもない大災害にもなりかねなかったとも思う。
正直、運営者が悪意をもって(つまり自身のフォロワーを増やす目的で)このようなことをしたとは思っていない。ユーザの利便性を考えた上での勇み足的な行動だったと思う。
ただこれでサイトやサービスひいては開発者の信頼度が著しく低下してしまったことは否めないと思う。将来性もあると思っていたプロジェクだけに残念である。
もしTwitter2mixiに不安を感じ退会したい場合、退会方法はそのサイトのトップページに記述されているので参考にされたい。
またTwitter.comにログインし、設定 → 連携アプリを表示させると twit2mixi というアプリがあるはずなので、「許可を取り消す」をクリックすればTwitter2mixiがtwitterからデータを取り出すことそのものを停止することができる。