Project管理ソフト Merlin 2


しばらく使っていなかったソフトだが非常に優秀なプロジェクト管理ソフトである Merlin 2 を紹介したい。

パソコンで使えるプロジェクト管理ソフトというと古くはMac Project、その後もいくつもソフトが登場し、今ならOmni PlanかFastTrackが有名だと思う。

このMerlinが登場したのは今から5年前。
最初の頃はバギーだっり、あるバージョンから日本語が使えなくなったりとトラブルも多かったが、Merlin2からは安定してきて、ボクも一時期は非常に重宝したソフトだった。

最近はそこまで厳密なプロジェクト管理をする必要がなくなり、OmniPlanもほとんど使わず(笑、OmniFocusで全部済んでしまうが。
でもある程度大きなプロジェクトを動かすにはこのようなソフトがあると非常に便利だと思う。

Merlin2の問題はメニューなどが日本語化されておらず英語とドイツ語のみ(ドイツの会社が開発販売している)、ある程度プロジェクト管理の知識が必要なこと、それと高価なこと(US$210)。

PCの世界ではMS-Projectが定番だが、ほぼ同等かそれ以上のことができる(と思う。ボクがMS-Projectを使っていたのは10年前までなので)。
プロジェクト設計から進行管理、予算管理等々。プロジェクト管理のワークフロー全般を支援するソフトに仕上がっている。
個人あるいは少人数チームによるプロジェクトでのMS-Projectに対応するのがこのMerlinだと思ってもらえば良いかと思う。
ただしMS-Project Serverが必要になるような大規模プロジェクトになるとMerlin Serverといいうことになると思うが、Merlin ServerがMS-Project Serverに匹敵する機能を持っているかはよく分からない。



これがメインの画面。
この手の多くのプロジェクトソフトでお馴染み、WBS的に階層化されたタスクリストとガントチャート。
もちろん依存関係の設定やマイルストーン、リソースのアサインなどもこの画面で行う。

あと便利なのが完全WYSIWYGな印刷ができること。
MS-Porjectでチームメンバーに配布するガントチャートを印刷しようとすると半日仕事(さすがにそれはオーバーかw)だったが、Merlinの場合は本当にみたまんま。


これまたお馴染みのPERT図。

ただ、リソースの平準化などは機能として持つが、(スケジュールの)リスク分析など踏み込んだ機能はまだない。
その辺りは今後のバージョンアップで対応されるものと期待したい。




Merlinの隠れた目玉機能がこれ。
「プロジェクトのパブリッシュ」

なんと、iCalと連携できる。
iCalと連携させると、Merlinで作成したプロジェクトのガントチャートをiCalのカレンダーで反映させることができる。
ただし、逆方向(iCalの変更をMerlinに反映)は推奨されていない。
それでもプロジェクト管理ソフトのスケジュールがカレンダーソフトに反映されるというのは魅力的だ。

またWebサーバーとしても機能するので、ネットワーク上の他ユーザがブラウザで参照することも可能。

さらに上の図を見てもらうと、どこかで見たような携帯電話のアイコンが分かるかと思う。
MerlinにはiPhone販もあり、プロジェクトを同期させiPhoneで持ち出して参照することも可能である。

このように必要にして十分な機能、Macらしい使い易いインターフェイス、iCalやiPhoneとの連動もできる非常に優秀なソフトなのだが、惜しいかな英語のみ、しかも高価ということで日本での知名度が著しく低いのが残念である。
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