
Google WaveにはExtension(機能拡張)とRobot(ロボット)という、標準機能を拡張する仕組みが用意されている。
JavaやPythonで書けるという敷居の低さ(Pythonならオレが書くぜ!)もあり、既にいろいろなデベロッパーが様々なExtensionやRobotを開発しているようである。
とりあえず、Google Codeでサンプル的に公開されているRobotをいくつか試してみた。
その前にRobotのインストール方法。
(今のところ)ヘルプには書かれていないので探してしまった。
まず、Robotはサーバー側で動くので実はインストール不要。
Google WaveでRobotを使うにはそのアドレスを指定してあげれば良い。
具体的には、
・Robotのアドレスをコンタクトリストに追加これで該WaveでRobotが使えるようになる。
・Robotを使いたいWaveにRobotアドレスをコンタクトリストからドラッグ&ドロップ
上の画像は「Tweety」というロボットで、Twitterクライアントを実装したもの。
ただし、未完成なのかサンプルなのか、実際にTwitterクライアントとしてガンガン使えるレベルのものではない。
あくまでワーキングデモとしての実装だと理解した方が良さそうである。
これを含めていくつかのRobotを簡単に紹介してみよう。
Tweety
Twitterのクライアント
tweety-wave@appspot.com
Bloggy
Waveの内容をBloggerにポストする。なぜかうまく動作しなかった。
blog-wave@appspot.com
Dr.Map
Waveに記述した住所の地図を表示する
dr-maps@appspot.com
Wikify
Waveに記述したトピックをWikipediaへのリンクに変換する
wikifier@appspot.com
Seekdroid
Robotを検索するRobot。審判の日までは使いたくないようなw
seekdroid@appspot.com
Monty
Pythonの式を評価して結果を返してくれる。...ハズだが動いてない!?
あっ、動いてた。スゴい時間がかかったw
i-cron@appspot.com
これ以外にも興味深いものもあるし、これからも様々なRobotが登場してくると思う。
次はExtensionを試してみたいと思う。