ToDoを追加するところも両者の違いが現れます。
ThingsでQuick Entryボタンを押すか、メニューから”New ToDo”を選ぶとToDoの入力ダイアログボックスが表示されます。
入力するのは
- ToDoの内容
- タグ
- ノート
- 期限
のみ。
あと同時に期限の何日前から「今日」とするかも指定できます。
問題はこのタグでして、優先順位、ビジネス/私用、見積もり時間等がデフォルトのタグとして用意されています。
へっ!? 優先順位??
GTDのポリシーは「優先順位を付けずにできることからやる」というものですよね。でもあまり厳格にGTDに拘らずに、むしろユル〜くToDoを管理しようというのがThingsのコンセプトみたいです。
なのでこのタグにはプロジェクトとか場所とかキーワードをどんどん自由にタグ付けしていくのが良いようです。
そのためThingsではMagic Tag Barという名のタグ名がズラズラ並ぶバーが用意されており、表示されているタグ名をクリックするだけでタグでフィルタリングされたToDoが一覧表示されるようになっています。
Thingsのキモはもうこれだけという感じで、思いついたToDoを入力して適切なタグ付けをしておけば、後は今日やるべきことの一覧で表示させるか、タグで一覧表示させるかでいとも簡単にToDoリストを見ることができます。
ただ逆にユルいだけに、管理するToDoの数が増えたり階層がややこしくなると収拾が付かなくなりそうな気もします。
タグ付けなどを工夫すれば何とかなりそうですが、そんな手間をかけるよりはOmniFocusを考えた方が良いと思います。
あまりGTDに拘らず、シンプルにToDoを管理すれば良い場合はThingsはベストな選択肢だと思いますね。
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