
GPS Tracker
これは非常にシンプル。
GPSで取得した位置情報をひたすら記録するだけ。
ただし記録を保存する場所は開発元であるInstaMaperのサイト。
まずinstaMapperのサイトでユーザ登録する必要があるけど必要なのはメールアドレスだけ。
氏名などメルアド以外の個人情報は不要なので、プライバシーを気にする人には敷居が低くて良いかも。
ユーザ登録すると、GPSデバイスを登録することができるようになります。
デバイス登録画面でデバイス名(名称はなんでもOK)と単位系(メートルかインチか)を設定すると、デバイスキー(Device key)が登録したメールアドレスに届くので、それをGPS Trackerの設定画面で入力すれば設定終了。

GPS Trackerの動作画面はこれだけ。
後はアプリが勝手に設定した秒数毎に現在地をInstaMapperのサイトにアップロードし続けてくれます。
アップロードできる位置データは最大10000ポイントまで。
まぁとにかくシンプルさを目指したようなアプリ&サービスですね。
アプリを終了すると(当然ながら)位置データのアップロードが止まります。
注意点としては衛星を捕捉し損なうと延々と探査し続けます。地下に入ったり、電波状況が悪い屋内に入ったりする前にいったんアプリを終了しておいた方が良いと思われます。
いつまで探し続けるのかと思って放置して実験してみましたが、人間の方が先にギブアップでした。これも仕様だと好意的にみることにしておきます。

データを取り出すには、
Manage Devices → デバイス名 → export data
でファイルとしてダウンロードします。
エクスポートできるファイル形式はKMLとCSV。
これで十分と言えば十分なんですが、Google Mapで扱うには変換作業が必要です。
このアプリ単体の機能としてはほとんど何もないというくらいシンプルですが、他のPC用地図アプリで扱う位置データを記録するためだけと割り切ることができれば、それなり使えるソフトかなぁと思います。