Rumble Fish


へぇー、ポリースって再結成したんだ。おまけに日本公演まで。
ポリースの初来日は1980年。
初日は2月14日。ボクは(ボクの)ファンの女の子たちのお誘いを振り切り、この話題のバンドの来日初ライブを体験すべく中野サンプラへ出かけました。
がっ、このバンドとボクの相性は最悪でしたね。もう本気で眠くて途中で帰ろうかと思った(笑
だって当時リアルタイムで聴いていた本物のパンク/NWなバンドと比べれば全然パンクでもNWでもなくて、パンクのフリしたプログレだったんだもの。
線の細いギターにせわしないベース、さらに輪をかけせわしくなく軽いドラム。
あの悪夢のライブ以来、ポリースに関する感想は「ギターとベースとドラムを変えればもっと良くなるね!」

なので各メンバーのポリース以外での活動は全然ノーチェックなんだけど、どうしても目に付くのがドラムのスチュワート・コープランドの課外活動。
OysterHeadとか、なんか気に食わん太鼓だなぁと思うとスチュワート・コープランド(笑

たった一つ、許せるものがあるとすれば、このF.F.コッポラの「ランブル・フィッシュ」。映像に負けておとなしくしていのが勝因かも。

ということで、「ランブル・フィッシュ」。
主演がミッキー・ローク(兄)とマット・ディロン(弟)。しかもデニス・ホッパー(親父)。史上最高にクールでワイルドな負け犬一家。
今となってはポリースの来日初ライブで寝た事よりも、ランブル・フィッシュをリアルタイムに観ていたことの方がよほど自慢ですね。

全編モノクロで緊張感のある映像。狭い街、バイク、喧嘩、暴力・・死。
最後のミッキー・ロークの情けない死へ収束しながら、その死をきっかけとしたマット・ディロンの変化。
ある意味、移動しないロード・ムービーと言えるのかもしれないが、むしろ映画的なもの全てが詰まった映画ともいえる。

普遍的なテーマ、よくあるストーリーだけど、そこらの映画と違って観る人にビンビンと伝わるものがあるのは、当時のコッポラの創造性がキャスティングの妙を含み非常に高かった証拠だろう。
とにかくめちゃくちゃ好きな映画の一本。
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