ヨイトマケの唄

1960年代、戦後は終わったが戦争の記憶は生々しかった時代にあの時代の日本でしか産まれえなかった名曲。
オリジナルは美輪明宏こと丸山明宏。
歌詞中の「土方」という言葉に過剰反応した民放各局が放送を自主規制したが為に、長らく一般の人にとっては幻の名曲だった友言われるらしい。ただしNHKはそんな職業差別はせず普通に放送していたはずなので、幻の名曲という言い方はちょっと怪しいかも。

母の愛は海よりも深く、父の愛は山よりも高く、だからお袋がセイラーだったころ親父はモンブランだったというギャグが成立するんだけど(おいおい)、その母の愛情、親への愛情を歌う歌詞には普遍的な崇高さが漂いますね。

ビデオはそんな名曲へのリスペクト感濃厚な桑田君のカバー。オリジナルはシャンソンシンガーが歌う演歌だったけど、こういうアレンジで聴くと、現代的な耳には丁度良い加減ですね。

過去、この曲を聴いたシチュエーションの中で最高だったのは、ある映画館のレイトショー。開演前にこの曲が流れていました。レイトショーの内容は美輪明宏の「黒蜥蜴」と石井輝男の「恐怖奇形人間」の二本立て。もちろん黒蜥蜴に敬意を表しての選曲なんですが・・


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