夏への扉


ときたまこのハインラインの古典中の古典「夏への扉」を読みたくなるんですね。この古典を始めて読んだのはハヤカワ文庫になってからなので大学生の頃。
原作発表の翌々年くらいには福島正実氏翻訳の日本語版がいちはやく出ていたのだけど、ちょっとませたSF少年だったボクはハイラインは食わず嫌い(だって右翼だし・・)していて、この名作もパスしてました。

本来ならもっと多感な中高生の時に読んでおけば良かったなぁとは思いますが、それから30年過ぎた今でも読み返したくなるというのも読み手に進歩がないのか、本作が素晴らしいのか(笑
これまで何度読み返したか分からないのに、いざ読み返そうと思ったら探しても手元になかったので本屋でまたもハヤカワ文庫を買ってしまいました。
凄い・・60刷。30年に渡って売れ続けていたのですよ。

小説の発表は1950年代後半。小説の舞台は1970年と2000年。なんと現実は小説の中身を追い越してしまっているんですよね。なんつうか感無量。

しかし、猫好きで、SF好きで、少女好きなエンジニアにとっては堪らない内容ですね。これまでは、特に気にもしてなかったんですが、これオタクの皆さん方にはどういう位置付けをされているんでしょうかね。とっても興味があります。

まぁそういうボクだって、何度読んでも、11歳のリッキーが「もしあたしがそうしたら−そうしたら、あたしをお嫁さんにしてくれる?」と言う場面では胸がキュンとなってしまいますからね。
この名作が映画化されない最大の理由もおそらくこの場面なんだろうな。
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